労働衛生コンサルタント口述試験に合格する3つの方法

後藤博俊先生労働衛生一般

8年前一度落ちて、今年合格しました
あまり偉そうなことは言えないけど、合格するには3つのポイントがあります

①プレゼン力が問われる
内容を理解しているだけではだめで、前に座っておられる3人の試験管の先生方(産業医科大学などの大学教授二人とやや若い行政の担当官の方)に説明できなければなりません
たとえば、「腰痛の作業管理とは何ですか?」と聞かれた場合、「腰痛の作業管理とは~」と1~2分でプレゼンできなければいけません スラスラと的確に。堂々と自信をもって。私が労働衛生コンサルタントですと言うような顔をして。余計なことは言わなくていいし、間違ったことを言えばアウトです。(質問されて分からないときは、そこは分かりませんと堂々と言いましょう)
スライド形式でまとめた、この本はプレゼンを考えるうえで役に立ちました。

②労働衛生のしおりを何回も読む(できれば音読)
労働衛生のしおりを何回も読みこと。できれば声に出して読む、暗記するほどに読む。すみずみまで読む。もちろんこの本の知識だけでは不足な部分もあります。クリエイトシンプルなど。目次などもしっかり読んで労働衛生の全体像(構造)を知ること、これが大事です。声を出して繰り返し読めば読むほど、コンサルタント頭に変形してゆきます。

③労働衛生法要覧を参照する(労働衛生のしおりと紐づける)
これは後藤博俊先生の講義(めちゃめちゃためになります)で教えてもらったことです。労働衛生の事項が法律ではどうなっているのかを知ることはすごく参考になります(労働衛生のしおりと紐づける)。その事項の法律上の重要度が分かります。この事項は、こんなに重要なんだと実感できます。(たとえば塵肺法「じん肺の管理区分」など)