化学物質暴露による臓器障害を想定し、産業医自ら検査計画を立てる

労働衛生一般

産業保健総合支援センター主催の「リスクアセスメント対象物健康診断に係るスタッフ向け研修」を受講しましたが、勉強になりました。とくに安衛研の山本先生の話は納得できました。化学物質の自律的管理の流れの中で、これからは産業医がSDSシートを見て、その物質の標的臓器を知り、暴露による健康被害(標的影響)を予測する。すなわち、傷害臓器による自他覚症状・臨床検査値異常を想定して、産業医自ら健診・検査計画を立てねばならない。(そのための資料は、すべて労働安全衛生総合研究所のサイトあるいは職場のあんぜんサイトにあります)
 私は化学物質管理の経験はありませんが、いい話でした。